包丁の手入れ方法
毎日の手入れ
包丁の名品・有次さんでは、お手入れのことを「お世話をする」と言うそうです。さらにお世話は毎日して、月に一回は砥いで、2〜3年に一回はプロに砥いでもらうと、使い癖や砥ぎ癖が直るそうです。ここまですれば愛着が本当に湧きますね。
使い終わった包丁の表面についている酸や塩分、水分、食材は錆びの原因になります。
ですから、毎日綺麗に洗ってよく乾燥をさせることが大切です。
また、良く洗ってから熱湯をかけて乾燥をさせると衛生的です。
【毎日の手入れ】
1・ナイロンたわしに台所用洗剤をつけて、包丁の刃をまな板につけてやや斜めにして洗います。反対側も同様に洗います。
2・包丁の背の部分をスポンジで挟むようにして洗います。
3・包丁を反対にして柄の部分を洗います。その後良く水洗いをして、水気をしっかりと拭き取ります。
【ワンランク上の毎日のお手入れ】
1・ナイロンたわしに粉末や液体のクレンザーと小量の水をつけて、まず平らな部分の汚れを磨き落とします。
2・刃の部分は手を切らないように注意しながら、刃先に向かって往復ではなく、一方向に磨きます。
3・刃の裏側も同様に磨いたら、柄の部分も磨きます。その後良く水洗いをして、水気をしっかりと拭き取ります。
このワンランク上のお手入れは、包丁に錆びがついてしまった場合にも使用できる方法です。
包丁研ぎの薦め!
切れない包丁は料理の仕上がりや味に影響しますし、かえって危険です。私の包丁も不精のためかあまり研いでいないので切れ味が今一です。たまに研いだあと使用すると、包丁の刃が手に少し当たったときに、いつもの切れない状態だとなんともないのですが研いだあとの切れ味が戻っている状態だと少し手を切ってしまうこともあります・・・反省ですが。
使用頻度にあわせて定期的に砥ぐことは、安全面でも大切ですね。
特に、まな板がプラスチックの場合は、木製のまな板よりも包丁が磨耗しやすいのでこまめに研いだほうが良いと言います。
包丁を研ぐ頻度については
毎日使用する包丁であれば週に1回は研いだ方が良いとも言われています。
しかし、総じて言われているのは、最低でも月に一回は研ぐ。
さらに、2〜3年に1回はプロに研ぎに出すのが良いそうです。
プロに研ぎをお願いすると、その人の使い癖や研ぎ癖を修正してくれます。その反面、「人に研いでもらった包丁は使えねエ」と言う料理人もいます。
これも、包丁に知らずについてしまう自分の癖があるところから来ている話ですね。自分の癖を知っている自分が研ぐことで、より自分にあった包丁になると言うこと。かなりプロレベルの話ではありますが。
簡単に砥ぐには、お茶碗などの陶器のそこで刃を3、4回こすると良いと言います。
またアルミホイルを切ると多少切れ味が戻ってきます。
でも、これはあくまでも一時的なものですね。
また、最近では簡単に砥ぐとこが出来る便利な商品もたくさんあります。
例えば、やすり状になっていてそれで刃を数回こするだけとか、包丁の刃を挟んで動かすだけとか。
そのような便利な道具を利用するのもひとつだと想いますが、やはりこれは一時的な研ぎであって時々は砥石を使って研ぎたいものです。
もし一度も包丁を研いだことがない方でしたら是非一度研いでみることをおすすめします。何と言うか、とても神聖な気持ちになると言うか、心が締ると言うか・・・。
そして、じっくりと砥いでいると、料理創りに意欲も沸きますし包丁に対しての愛着も湧いてきます。
