鉄のフライパンを再生してみました・実践レビュー 1
焦げ付いて、汚れて、錆び付いた鉄製のフライパンは果たして再生できるのか?
鉄製のフライパンは使い方やメンテナンスが難しい…などとよく言われますよね。
鉄のフライパンはキチンとした使い方をしないと、どうしても焦げ付いたり、汚れが付いたりします。まして錆ついてしまったら…もうそのフライパンを使う気にならないですね。
しかし、ここであきらめてはダメなんですね。なぜなら鉄のフライパンは再生できるからなんです。
しかし、手間さえかければ何度でも再生できると言われていますが、はたして本当に再生をすることができるのでしょうか。
実際に焦げ付いて、汚れてしまい、錆びてしまったフライパンを再生をしてみました。その一部始終を約50枚の画像満載でレビューしてみたいと思います。
さて「鉄のフライパン再生計画」は上手くいったのでしょうか…。
鉄のフライパン再生計画にいたるまで
今回再生をする鉄のフライパンは、実は義母が使っていたものなんです。こう言っては何ですが、かなり雑な使い方をしていたために焦げ付きや汚れ、そして一部錆びてしまったのです。
義母もこのフライパンは寿命だとばかりに「捨てる」と言いだしたのです。しかも新しいフライパンはすでに購入してあったのです。
そこで、以前より鉄製フライパンの再生の方法を一度試してみたかったので、その捨てるフライパンをもらって再生を試してみることにしたのです。
今回再生する鉄のフライパンは、ごく一般的な鉄製のフライパンです。大きさは20cmで小ぶりで結構使いやすいものでした。
裏側はちょっと触るのも嫌な感じがする焦げ付きかたですね…。
内側も負けじと結構こびりついていますし、錆びも出ています。
ハンドル部分とのジョイントはかなりです…。錆びもありますね。
そして、実際の再生方法は、平松洋子さんの書籍「台所道具の楽しみ」の中で紹介をされているものです。ちなみにこの再生方法は鉄製のフライパンメーカーとして有名な「リバーライト」から直伝された方法なんだそうです。
用意するもの、準備
まず準備するのは、クレンザー。これは普通に台所で使っているもので大丈夫です。
次に紙やすり。書籍には100~200番の目の粗さと書いてありましたが、たまたま家に320番の紙やすりがあったのでそれを使用しました。
そしてナイロンたわし、またはスチールのたわし。
それから、焦げなどをそぎ取るための金属製のヘラやフライヤーなど。
最後に、フライパンの仕上げのならしをするためのサラダ油。
以上が準備する道具です。
(左から金属ヘラ、ナイロンスポンジ、クレンザー、奥にフライパン、下に紙やすり)
また、作業をする際にはエプロンなどをした方が良いです。たくさん粉状の黒い削りかすがでますし、結構フライパンを抱え込むようにして磨いていくので服が汚れますから。
また、同じ理由で、作業をするスペースに古新聞などを敷いて作業をすることをおすすめします。
さて、準備が整ったところでさっそく作業に入ります。