Henckels(ヘンケルス)
キッチンバサミやナイフそして包丁と言えば Henckels(ヘンケルス)。 真っ先に想い浮かぶのでは無いでしょうか。
Henckels(ヘンケルス)はドイツの刃物メーカー。創立が270年と言うから驚きです。伝統的な刃物つくりだけではなく最近はテーブルウェア、などの道具も販売していますね。
双子マークが印象的なHenckels(ヘンケルス)のブランドZwilling(ツヴィリング)は、プロ仕様のプレミアムブランドです。当然値段的には結構します。
それに対して、双子ではなくて、1人?マークのブランドはHenckels(ヘンケルス)と言います。 こちらはHenckels(ヘンケルス)の祖、ヨハン・アブラハム・ヘンケルスの名を冠したバリューブランドです。ですからかなりお手ごろな価格ですね。
しかしHenckels(ヘンケルス)は品質基準が厳しく、工場がライセンス式になっています。 そしてライセンスを獲得した工場でのみ製造していると言うことです。
ですからどちらのシリーズも高品質と言える訳です。
ちなみに正式な社名はZwilling J.A. Henckels(ツヴィリング J.A.ヘンケルス)と言います。ちょっとややこしいですね。
包丁のバリエーションが豊富
包丁の専門メーカーだけあってその種類も豊富です。
代表的なシリーズのツインセルマックスシリーズは、刃の材質に特徴があります。
その材質はステンレスではあるのですが、マイクロカーバイド超微粒子スチールと言ってステンレスをミクロの粉にして固めた材質と言うことです。
それを昔ながらの伝統的な技術で造ったと言う新旧の良いとことが生きている包丁と言えます。
細かな性質はわかりませんが、このマイクロカーバイド超微粒子スチールは大変に硬いそうです。でもそれだけではなく使いやすく耐久性が抜群に優れていて、その切れ味はカミソリの様と言われているとか。
またツインフィンシェフシリーズの材質はフリオデュア特殊ハイカーボンステンレス鋼と言うもの。継ぎ目の無い一体成型は清潔です。
またこのシリーズはグリップが非対称ハンドル。これによってどのように持っても快適なグリップが得られるそうです。
その他にもいろいろなシリーズがあります。
使いやすさとリーズナブルなヘンケルス
あまり経済的なことを気にしないで買うことが出来る「Henckels」(ヘンケルス)がお手ごろ。
どうしてもプロ仕様の「Zwilling」(ツヴィリング)と比較してしまいそうになるのですが、実は料理研究家の間では結構使用している方が多いんです。そこはやっぱりヘンケルスと言えますね。
そして使いやすさとリーズナブルな価格で人気があるのがロストフライシリーズです。リーズナブルな価格帯とは言っても、使い勝手や品質はかなり良いです。
例えば、牛刀やぺティナイフなど3~4本をまとめて購入しても、1万円強で足りるのは嬉しいところです。
「Zwilling」(ツヴィリング)にしても 「Henckels」(ヘンケルス)にしてもとにかく、長く使えそう、と言うか、長く使いたいと想わせる包丁です。